守備固めと代走から脱皮しつつある男
「島田海吏」
誕生日:1996年2月6日
出身:熊本県宇土市
2017年ドラフト4位(上武大学)
176m/右投げ/左打ち
”かいり”と読みます。
藤浪世代です。
2021年の盗塁王はもう間違いなく中野拓夢ですが、2位は近本光司でしょう。
改めて、阪神タイガースは足が速い選手が多いです。
そんでもって、その近本は最多安打王です。
この2人は、1番2番コンビでもあります。
ヤバいですよね。
阪神タイガースは、リーグトップレベルの打てて走れる選手が1番2番だったのです。
そんな中で、リーグ戦後半に1番を任される機会が増えたのが島田海吏。
後半も後半で、乳酸菌飲料との優勝争いが激化している中です。
不調の選手が増えたことで、3番に座ることが増えた近本の代わりです。
大事な時期に抜擢され緊張もあるはずですが、しっかり成績を残しています。
猛打賞も記録し、固め打ちも。
シングルヒットが多いながら、ここぞという時に打ってくれる選手になりました。
「赤星2世」はとりあえず決めちゃっていいのではないだろうか
この島田海吏、50mを5秒75で走ります。
快速ですね。
中学時代には、後のオリンピック選手である陸上「桐生祥秀」に100m走で勝利しています。
桐生選手は、日本人で初めて100m走を9秒台で走った公認記録(9秒98)を持っています。
年間を通してまともに出場していれば、盗塁王もありえることでしょう。
そもそも、最初から「赤星2世」として期待されていた逸材でもあります。
タイガースで足が速いと、何かと赤星2世と呼ばれます。
2世は早いとこ決めちゃって、3世4世と出てくればいいと思いますが・・・
直近の赤星2世と言えば、もちろん近本・中野コンビ。
めちゃくちゃ豪華じゃん、と。
でも、もとともは俺だったんだぜ、と頑張って欲しいです。
こうなると、盗塁記録の1~3位をタイガースが独占してしまう可能性がありますね。
打撃が課題ですが、ファームでもしっかり結果を残しています。
1軍戦でも、とりあえず2割5分。
大事なところでも打ってるし、このまま堅実に成長を続けて欲しい。
走れるだけでは、もの足りない。
打てて走れるという、当たり前であり、更に高いレベルが求められるのがタイガースだ。
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