鳶の親方
ではなく、
現実的に考えた際にチャンスで一番バッターボックスに立っていて欲しい男
「ジェフリー・マルテ」
誕生日:1991年6月21日
出身:ドミニカ共和国ラ・ロマーナ州
デトロイト・タイガース~ロサンゼルス・エンゼルス
2019年~阪神タイガース
185cm/右投げ/右打ち
デトロイト・タイガースでデビューした、”元虎”。
もう一度虎に戻った男は、2021年前半に最も頼りになった存在でもあります。
2019年の来日後、調子がいい中での怪我、外国人選手枠やポジションの兼ね合いやもあり、軸として定着することができずにいたジェフリー。
ただし、出た試合では必ず結果を残していたジェフリー。
今年は「怪我さえなければできる男」であることを証明する年となりました。
日本人だったら名前は「見極男(みき・わめお)」だったはず
マルテと言えば、出塁率の高さです。
2021年前半の出塁率はジャスト4割。
前半戦終わってリーグ2位の52四球。
つまり、選球眼がいい。
外国人バッターというのは、バットをブンブン振り回して「三振か長打」という印象があります。
最近はそんなこともないようですが、日本人選手に比べて複雑なサインを伝えられないため”自分で考えて打つ”ということが、どうしても必要とされる存在です。
基本的には、日本人よりもかっ飛ばして当たり前という立場でもあります。
「とりあえずフルスイング」という選手は、実際に多かったはずです。
そんな中、マルテは本当に冷静です。
見極男(みき・わめお)です。
ファールで粘ってタイムリー
エラーの絡んだラッキーセーフからのタイムリー
といったパターンも見られ、逆転の場面に必ず絡んでいた気がします。
一時期は四番にも座り、その際もしっかり成績を残しています。
言うことは特になし。
後半戦も、このままの状態で行ってくれればいい。
と思った矢先・・・
前半戦のスタートに調整が間に合わない?疑惑が発生。
しかも、スアレスと揃って・・・
2021年は、何かと新しい風邪による”帰国騒ぎ”が目立った野球界。
いつか笑える日が来るといい。
早く調整してくれ。
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