2021年の阪神タイガースはなぜ優勝できなかったのか?-2022年のシーズンに向けた課題-

まずは、お悔やみ申し上げます。

まさか、こんなに早く・・・

というのが、現在の心境です。

厳しい戦いになるのは予想できましたが、まさかの2連敗であっさりです。

本当に、まさかです。

すごい反動ですよね。

逆に驚きました。

こんなことを言っていたらきりがないのですが、

前半の勢いそのままなら優勝だった

とつい思ってしまう、思っている方も多いはずです。

もちろん、1年間を通して全て絶好調のチームなんてないのでしょう。

それにしても・・・

減速しすぎじゃね?

というのが、正直なところでもあります。

頑張った選手たちに感謝

来年に期待

とか、綺麗ごとで終わる感じでもない感じになってしまいました。

しかし、”負ける”とはこういうことなのでしょう。

まだまだ素人ながら、振り返っていきます。

クライマックスシーズンがなぜあのザマになってしまったのか

まず、クライマックスシーズンに関して。

初戦のオーダーを見て、

これはない・・・

と思った方が、ほとんどだったと思います。

信じたいけど・・・無理じゃね?と。

あの状態では、竜や鯉にも勝てる気がしませんでした。

横浜のゲーム会社といい勝負だったでしょう。

しかしですよ・・・

それを考えたのは、プロの方なのです。

大事な試合であることは、百も承知の状況。

つまり、「ああするしかなかった」ということです。

ああするしかなかった状況が、問題なのです。

なぜ、大山を出さない。

なぜ、テルを出さない。

なぜ、梅野じゃない。

米兵を呼ぶべきだ!

そんなことは、誰もが考えつくことです。

点をとる気はあったはず

長距離砲が明らかに足りない。

打点のほとんどを稼ぎ、20本塁打打っている3人が出ていません。

3回ヒット打たないと、場合によっては4回打たないと点が入らないシングル打線。

しかし、初戦の相手ピッチャーは”ミスター甥”です。

連打はあまり望めません。

「守り勝つ」という感じで臨んだのでしょう。

打ち崩すのは無理だと。

だったら、長距離砲はまだ温存しておこうと。

ただ、十分に点をとることはできたはずなのです。

実際に、点もとれると考えていたはずです。

足で点を取ろうと。

一番は赤星2世の島田

打てませんが、走れます。

二番に中野

盗塁王であり、打率も悪くありません。

3番に近本

打てて走れる。

中野まで塁に出てなくても、ここで打って盗塁すれば得点圏。

4番にマルテ

ホームランも2塁打も望める唯一の選手。

4番では力を発揮できないという意見も多いですが、他にはいなかったでしょう。

ここまでで、点をとる計画だったはず。

悪くない作戦です。

十分に点がとれるオーダーなのです。

これがハマらなかっただけだと思います。

代打出場した佐藤と大山は、きっちり打っています。

しかし、「最初から出しておけばよかった」というのは結果論でしょう。

それでも、「最初から出しとけや」と思ってしまいますが。

高橋が打たれたのは誤算だったかもしれませんが、そこまで打ち崩されたわけではありません。

ただ、相手打線も悪くなかった。

四番目の打者がいない状況で、点をとっています。

主力が抜けているのは、お互い様でした。

点を取れないのに点を取られてしまった

という単純な理由で負けただけです。

エラーと残塁

シーズンを通して言えることですが、

  • とにかくエラーが多い
  • とにかく打線がつながらない

この2つが、明らかに目立つチームでした。

多少マシであれば、間違いなく優勝だったでしょう。

首位の乳酸菌とは1ゲーム差です。

ちょっとでもマシなら・・・

相手はプロです。

素人がアドバイスできることはないので、練習頑張ってくださいとしか言えません。

2022年に向けた課題

まだ早いかもしれませんが、もう切り替えるしか選択肢がない状況なので、ここで2022年のシーズンに向けてどうしていくべきか少し考えておきます。

クライマックスシーズン敗退した時点ですでに、いろいろな記事が出てきています。

飛ばしもあるでしょうが、懸念すべきということには変わりありません。

考えたくもない人も多いでしょうが、言及しておきます。

サンズの流出(国内?)

マルテの流出(国内?)

梅野のFA

どれも、今年のピーク時に大活躍していた選手です。

シーズンを通した状態や、球団や首脳陣との関係もいろいろあるでしょう。

この辺は、本人次第という他ありません。

最悪の結末はもちろん、ピーク時の3人は抜けてしまうということです。

まだどうなるかわかりませんが、残留、尚且つ来年の活躍を願うしかありません。

一方でピッチャーに関しては、来年も期待できる状況です。

安定の秋山

新人王レベルの活躍をした伊藤

覚醒した青柳

0点で抑えて嬉しい岩崎

ガンケルも続投がほぼ決まっているようですね。

ただし、最大級に懸念すべき問題も発生?しています。

スアレスのメジャー疑惑・・・

【ロベルト・スアレス】は2022年にメジャーリーグに行ってしまうのか?-阪神がどうしても2021年に優勝しておきたい理由-

今となっては、悲しい記事になっていますね。

藤浪先輩も、なんとか立ち直って欲しい。

ミスタータイガースはスランプが長い?

今年最大の話題と言えば、なんと言ってもテルでしょう。

佐藤輝明。

ちょっとした社会現象でしたね。

前半素晴らしすぎたからこそ、後半のスランプも目立ちました。

そして、スランプが長い。

四番目の打者である大山に関しても、同じ傾向があります。

間違いなく、チームの柱となる2人が揃ってスタンプ長め。

しっかり治さなくてならない癖でしょう。

ある程度完成しているトップレベルが集まるのが、プロです。

これ以上はなんとかならないことも多いでしょう。

その中で、できることをやるしかないと。

思えば・・・

近本は最多安打

中野は盗塁王

青柳は最多勝

スアレスはセーブ王

そもそも、クリーンナップの破壊力はリーグトップレベルでした。

これで、優勝を逃してしまったのです。

今年に関しては、汚い川に飛び込む準備をしていた方も多いはず。

飛び込みはやめましょう。

改めて、2022年に期待したいと思います。

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