【「七夕賞」はなぜ”荒れる”レースなのか?】「実は大して荒れていない」ことを君は知っているか?

記念すべきブログ開設1発目の予想は「七夕賞」。

七夕賞といえば”荒れるレース”として知られます。

「一年で1番荒れる芝の重賞」

と言っても過言ではないこのレースを的中させて、競馬アカウントとしての地位を確立します。

実は、勝てるフラグが既に出ています。

今日は7/7であり、「ガチ七夕」です。

2021年今年の七夕賞は、7月11日(日)。

嘘にまみれた七夕賞を、ぶった切ります。

七夕賞が荒れる?理由とは

しばらく競馬をやっていれば、七夕賞と聞くとまず”荒れる”というイメージが浮かびます。

「七夕賞は荒れるよねー」と言っている自分に酔った経験は、誰にでもあるはずです。

典型的な例が、

11番人気→4番人気→12番(最低)人気

で決まった2018年です。

払い戻し額は、3連単「2,563,330円」でした。

単賞万馬券の馬が2頭絡むのはさすがにやりすぎ感がありますが、だからこそ夢もあります。

しかし、そもそもなぜ荒れるのか?

その理由を明確に言える方は、以外と少ないはず。

そして、「本当に荒れているのか?」と考えたことのある人はどれくらいいるのでしょうか?

「ハンデ戦」だから?

七夕賞が荒れる理由としてまず挙げられるのが、「ハンデ戦」であるということです。

出走馬の戦績(賞金)によって、騎手の斤量が変わるハンデ戦。

「軽すぎワロタ」と、実績のない穴馬が勝つことも珍しくありません。

ただし、過去の傾向から見ても、七夕賞に関してはハンデはそれほど関係ないのかなと。

斤量を見込まれた馬が何度も連帯しています。

53kg以下の馬の連帯率は、むしろ低いです。

実際には、他のハンデ戦と相関性はあまり変わらないような気がします。

人気馬が走らない?

人気のない馬が上位に来るということは、人気の馬が負けているとも考えられます。

そして、この「人気」こそが罠でもあると僕は考えています。

近年の人気上位3頭の馬の複勝率は50%以下と低いものになります。

しかし、これはあくまで”人気の順番から見た”結果であり
2番人気と5番人気の馬で、オッズがそれほど変わらなくても
5番人気が馬券に絡むと、「なんか荒れている」という印象を持ってしまうものです。

更に、七夕賞は”荒れる”といったイメージからオッズが並びやすいです。

これを僕は、

「人気馬を買いづらく、穴馬を買う人が増え、横並びになる現象」

と呼んでいます。

「荒れるレース」にしているのは、実は我々自身なのかもしれません。

近年は実はそんなに荒れていない

上記した2018年は極端な例であり、近年の七夕賞はそれほど荒れていません。

昔の結果から、”荒れる”というイメージが先行しているだけではないのかと。

実際に、勝った馬というのは重賞勝利の経験がある等実績馬も多いのです。

他のレースより荒れやすいことは、そこそこ事実です。

過去10年で3連単が10万を切ったのは3回だけす。

とはいえ、30万円以上の年は4回あります。

結論としては、七夕賞は荒れたり荒れなかったりします。

荒れるレースは、どうしても人気のない馬を「紐」にしてしまいます。

なぜなら、荒れるから。

そのくせ、1、2番人気はしっかり抑えがちです。

これが、一番中途半端な気がします。

自分の予想に従って買える、買うべきレースが七夕賞であると考えましょう。

最終結論は、週末にお伝えします。

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